長い夫婦生活、決めては産前産後!産前産後の恨みは一生続く?!

家事

いらっしゃいませ!

ヒロノカフェへようこそ。中井宏俊です。

今日のテーマは「産後クライシス」についてです。

何となく知っている男性がいると思いますが、もし奥様がいて、妊娠されていて、もう少ししたら出産される、という方に特に読んで欲しい記事です。

今回の記事では・・・

  • 産後も家族で幸せに暮らすために大事な時期は?
  • 幸せに暮らせるように男性が出来ることとは?

これがわかるようになります。

奥様がこれから出産される予定の方。

これから子作りを考えている方。

産後の奥様を少しでも労わりたい方。

産後の奥様が最近冷たいと感じている方。

こんな方々に読んでいただけると、とても良いと思います。

今回の記事はこんな項目で進めていきます。

①愛情曲線というものがあるらしい?!

②結婚直後から既に子供への愛情はうなぎ上り

③愛情の回復グループと低迷グループに分かれるその分かれ目は?


愛情曲線というものがあるらしい?!

https://www1.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/Portals/0/jigyou/wlb/curve.htmlより

こんな図があります。

男性の皆さん。まずこの図を見て驚きませんか?

彼氏や夫になった男性に対しての愛情は、結婚直後がピークなんです。

だけど周りの友人や同僚などでいませんか?

「俺、結婚してからも奥さんとラブラブなんだよー」

とか。でもこのグラフだと実際は結婚直後から奥さんの愛情曲線は減少し始めているんです。ここでギャップが生まれてきていることに、世の中の男性が気付いていない。

この時点で産後クライシスに陥る要素が生まれているわけです。

勿論、結婚して暫くも「私たちラブラブなんだ♪」という夫婦はいらっしゃいます。それはきっと元々の愛情曲線のレベルが高い方たちなんだと思います。

でも、間違いなく言えます。

そんな夫婦、カップルでも、女性側の愛情曲線は 少しずつですが 下がっているんです。

まずはここを認識することが大事です。


結婚直後から既に子供への愛情がうなぎ上り!!

さて、先ほどのグラフをもう一度見てみましょう。

https://www1.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/Portals/0/jigyou/wlb/curve.htmlより

何と結婚直後で、まだ子供がいない状態かもしれないのに、既に子供への愛情の度合いが急上昇しているわけです。

そして結婚直後から夫への愛情は下がっている。

「産後クライシス」という言葉は有名ですが、実は「産前クライシス」というケースも前者ほどではありませんが、十分にあり得ます。

でも、この時点ではまだ夫である男性への愛情は残っているため、産後ほど揉めることは少ないです。

だからこそ、この時期にパートナーである女性への気遣いや、家事に少しずつ慣れていく絶好の機会です。

この時期に慣れるべき家事は私の経験上以下の通りです。

  • 風呂掃除
  • 洗濯(洗濯物の洗濯機へのセット。そこから干す所まで)
  • 食事の準備と片付け

風呂掃除は妊婦さんにはかなりの重労働ですし、胎児への影響も考えると、なるべくなら夫である男性がするべきかなと思います。

洗濯については洗濯機への洗濯物のセットはそこまで大変ではないかもしれませんが、洗濯機の操作やネットなどにどの服を入れるのか、その入れ方にパートナーからの注文はあるのかどうか。その辺りをアドバイスを受けながら慣れていくべきです。

また、洗濯物干しは重たい洗濯物を扱いますから、やはり妊婦さんにやってもらうよりは男性がやるべき力仕事ですね。

そして最後に食事。

つわりがきついパートナーが、何が苦手で、何なら食べやすいか。そこを把握出来る貴重な機会ですので、是非簡単なものでもいいから作りましょう。

個人的には凝ったものを作る必要はないと思います。

気を付けて欲しいのは、妊婦さんは免疫機能が落ちやすいとも言われています。なので特に妊娠初期は生ものは避けた方がいいでしょう。お刺身とかは美味しそうですし、パートナーが好きな場合もあるでしょうが、我慢してもらって焼いたり蒸したり、少し手を加えてあげましょう。

私は結婚当初から食事も作っていたし、洗濯も風呂掃除もやっていたので苦はなかったですが、家事をほとんどしたことがない男性にとっては、この3つが一番ハードルが高いと思います。

子供が出来てしまうとパートナーである奥さんも身動きが取りにくいですから、妊娠前、もしくは妊娠中の間にこの3つの家事はレベルアップしておくと、産後の生活でパートナーをサポート出来るでしょう。そして育児に参加しようという意欲にも繋がるはずです。


愛情の回復グループと低迷グループに分かれるその分かれ目は?

もう一度愛情曲線を見てみましょう。

出産直後に彼氏・夫への愛情は限りなくゼロに近付いています。

ちなみに私も、妻が出産してから暫くしてからおおよそ1年近く、「あなたへの愛情はゼロだから」と言われ続けたことがあります。なので間違いありません。これはその夫婦の関係性の問題というよりは、女性のホルモンバランスの問題や、お腹を痛めて産んだ子供への愛情の方が遥かに上回る、ということの影響が大きいのかなと。

そこから上昇に転じる『回復グループ』か。

さらに下降線を描く『低迷グループ』か。

いずれかに分かれていますね。

この2つのグループの分かれ目、これこそまさに運命の分かれ道!!(苦笑)

でも大袈裟でなく、ここでパートナーにどういう対応をするかによって、この後の人生の豊かさや楽しさが変わってくると思います。

で、その運命を分ける決定的な要素というのは?

  • 妊娠前からやっていた家事をきちんとこなす
  • 子供のオムツ交換、沐浴に積極的に参加する
  • 休みの日や仕事終わった後の時間、なるべく自宅にいて家族で過ごす

当たり前の事ですが、これをやっていない男性が多いんですよ、多分。

「子供が生まれたから頑張って俺が稼がないと!!」

こう思っている男性が多いと思います。

実は私がそうでした。副業の整体院で提供したい技術や知識の勉強のためだったり、講師業をさらに充実させて稼いで、育児に必要なお金を!!

こう思って行動していた結果、休みの日も仕事終わりの時間も、自宅にいる時間が少なかったのです。

その結果が、前述した通り妻から言われたこの言葉。

あなたへの愛情はゼロだから

そういうことです。

育児にお金は必要です。

でもそれ以上に身動き取れない、母親として大役を任されているパートナーへの労りと、生まれてきた子供と触れ合う時間をしっかり取る方がよほど大事です。

だからこそ家事のスキルが大事なんです。

そしてパートナーと子供との時間を確保するべく、育児休暇を取れるなら取るべきです。

育児休暇についてはいずれ書いてみようと思っています。

いかがでしたでしょうか。

産前も産後も、どちらもパートナーのケアが大事だということがお分かり頂けたでしょうか。

私は今はバリバリ家事と育児をこなしていますので、妻から「愛情ゼロ」という言葉は言われなくなりました。なので愛情曲線の回復グループの軌道に乗っていると思います。

これを読んでいる男性の皆さんが、お子さんが生まれた後、回復グループに向かうことを願っています。

何よりパートナーと生まれてきたお子さんと、幸せな家庭、充実した人生の時間をみんなで過ごせるように、ご自身にやれることをやっていきましょうね。

今回はここまでになります。

また次回をお楽しみに!

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