いらっしゃいませ!
ヒロノカフェへようこそ。店長の中井です。
今回はタイトルの通りですが、男性不妊について書いてみようと思います。
今回の記事の目次です。
・不妊の原因について。実は男性側の理由も多い
・不妊が離婚原因にも成り得る!
不妊の原因について。実は男性側の理由も多い
そもそも、不妊の定義を詳しく知らない方も多いですよね。定義としては以下の通りになります。
避妊をしていないのに12ヶ月以上にわたって妊娠に至れない状態
https://ja.wikipedia.org/wiki/不妊
どうでしょうか。
「子供が欲しいけどなかなか出来ないなぁ」
「神様からの授かりモノって言うし、時間掛かるのかなぁ」
でも、定義的に1年以上子作りしていて、妊娠出来ないというのは、何かしら原因があると考えるべきです。
そういう私も子供を授かるまでに2年掛かっていました。(私30代後半、妻30代前半)
「そろそろ不妊治療しないといけないかな」
そう思っていました。
だから1年で不妊治療となるとやや早いイメージもありますが、35歳以上のご夫婦であれば、1年で妊娠されないなら、早めに不妊に関する相談や検査、治療を検討して欲しいです。
何故かというと、
不妊の頻度は25歳~29歳では約9%、30~34歳では約15%、35~39歳では約22%、40~44歳では約29%という割合で不妊症が増加、つまり自然に妊娠する確率が減るとされている
* 一般社団法人日本生殖医学会 より
http://www.jsrm.or.jp/public/funinsho_qa18.html
このような事が言われているからです。
また、35歳以降から、胎児や赤ちゃんに何かしらの障害が発生する確率が高くなるということは、複数の学会からの報告で指摘されています。
ところで、「不妊」と聞くと多くの男性がこう思うはずです。
それ、女性の問題でしょ?
こう思っている男性が多いのではないでしょうか。
ところが、意外や意外。
不妊症のうち、約3割が
男性側
にも原因があることがデータとして示されています。

https://www.jaog.or.jp/lecture/5-%E4%B8%8D%E5%A6%8A%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%9B%A0%E3%81%A8%E6%A4%9C%E6%9F%BB/
これは2003年のデータのようですが、今でもそこまでずれていることは無いと思います。
子供が出来ない時に男性がよくパートナーである女性に
「お前が婦人科行って調べてもらってこいよ」
こういう風に言うことがきっと多いと私は想像しています。
でもね、男性側にも実は3割も原因である可能性があるんですよ!
この事実、世の中の男性がどれくらい理解出来ているか?
この時の対応によっても、前回、前々回でお話した愛情曲線の回復度合いというのは変わってくるのではないでしょうか。
不妊が離婚原因にも成り得る!
とは言うものの、政府などが発表しているデータからは、離婚原因のうち、不妊がどれくらいの割合になっているか、正式な数字は判明しませんでした。
でも、『離婚 原因 不妊』と調べてみると、様々な弁護士事務所のHPにて、不妊が原因で離婚を検討している夫婦へのアドバイスなど、多くのページが見つかりました。
ということは、それなりに不妊が原因で離婚の相談をしている夫婦がいるということになりそうです。
また、このようなグラフがあります。

30代を過ぎてから40代前半にかけての離婚が増えています。これは男性女性問わずですね。
様々な離婚理由がありますが、それぞれの理由の中で、書類上は語られることがないのかもしれませんが、『不妊による負担』も入っている可能性があります。
- 年齢的にも子供に恵まれない。
- 不妊治療の身体的、精神的、経済的な負担が年齢とともに増える。
こういう想像はあながち間違えていないと私は思います。
事実私はバツイチですが、離婚に至ったきっかけはこの不妊がありました。
この辺りの話はいずれ書ければいいかと思いますが、相手がある話なので詳細は書けないと思います。
いかがでしたでしょうか。
結婚を考えているカップル。
結婚して、子供が欲しいと願っている新婚さん。
結婚して、子作りをしているがなかなか子宝に恵まれない夫婦。
子供を授かるだけが人生ではありません。
パートナーと過ごす人生も悪くないと思います。
しかし、それでも子供を授かりたい。
そういうカップル、夫婦であれば、この記事を読んでいただいて、その上でよく話し合って、子作りを協力して行う。不妊治療の相談、治療を進める。
行動に移すきっかけにしてもらえたら幸いです。
今回はここまでになります。
次回は、今回の続き、というわけではありませんが、私の男性不妊治療について記事にしようと思います。
お楽しみに!
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