いらっしゃいませ!
ヒロノカフェにようこそ!店長のナカイ ヒロトシです。

今日は今年に入ってから、全世界に関係している、というかものすごい猛威をふるっている『あれ』絡みの話題です。
海外では、すでに日本より厳しい外出禁止の状態になっていることは、ニュースでもご存知の方が多いと思います。
今日はそこからのお話です。
今日のメニューはこちらになります。
●海外ではDV(家庭内暴力)が増えている!
●日本の対策はどうなっているか?
今日は2本立てです。
では、お好きな飲み物を片手に読んでくださいね。

海外ではDV(家庭内暴力)が増えている!
これ、知ってました?
海外では外出禁止によって、
家庭内暴力、DVが増えている
もしくは増える可能性が懸念されている、というのです。

実際、このような記事があります。
『外出禁止措置でDV相談倍増 米で被害者支援団体訴え』
『外出制限でDV増加の恐れ』
それぞれ、フランス、アメリカ、オーストリアの話です。
欧米ではすでに増えている、もしくは増えそう、ということですね。
普段なにもなければ、相手は仕事に行ったり、子どもは学校に行ったりと、24時間ずっと同じ空間にいる、ということはそんなに多くはありませんよね。
でも、今回の外出禁止、という強い拘束力(※日用品や食料品の買い出しや病院、役所への用事なんかは外出OK)がある状況になると話は変わります。
同じ空間に相手といる時間が長くなります。そして外出禁止。
公園にもいけない。

娯楽もだめ。

ストレスが溜まるのは間違いない。
そりゃ、普通に考えたらストレス溜まりますわね。
日本でも、外出自粛と指示されるだけで、ストレスがすでに溜まっているのに、
禁止
と言われたら、余計しんどくなるのは、もはや当然でしょう。
そこで、海外ではすでに対応が進んでいるようで、
- 24時間ホットラインの拡充
- 国会議員からの保護強化について発言、政府への上申
- 薬局からの通報が可能に
これらの対策をそれぞれとっているようです。
最後の『薬局からの通報が可能に』というのが画期的なのかもしれません。
記事にも書いてありますが、外出制限や禁止の中でも、薬局は営業しているんです。
なので、DVで逃げたはいいけど、警察までは遠いとか、相手に先回りされそうとか、何かしら事情があるとしたら、街の薬局に飛び込めばいい。
開いてますから
薬局の人から警察に通報してもらって、保護してもらう。
これをフランスは検討していて、すでにスペインでは始まっている取り組みのようです。
こうすることで、DVから弱い立場の人たちを守る、という対策を海外ではしてくれています。

日本の対策はどうなっているか?
では、日本は?

何か対策をしているかというと・・・?
今回の騒動がきっかけで、始まっているDV対策は今のところないようです。
そりゃそうだ(苦笑)
今の日本は経済対策で必死なんですから。DVになんて頭が回ってない。

だからこそ、DVで悩む方々が人知れず増える可能性もある、と思って警鐘のために今回はこの記事を書いています。
日本ではどういう対策が現時点であるのか?
- 配偶者暴力相談支援センター
- 児童相談所
主にはこの2つです。
配偶者暴力相談支援センターは初めて知りました。そんなのあったんだーと。
これは全国各地にあるようなので、調べてみるとお住いの近くにあるセンターが出てくると思います。
どうしても連絡がうまくとれない場合は、
全国共通: 0570-0-55210
の番号に電話して、相談しましょう。
とは言え、海外と比べるとすぐに警察が動いてくれたり、保護してくれたり、というところにいたらないのが、今の日本の問題。
実際に昨今、いたましい事件が目につきます。
でも、自分たちだけではDVは解決できません。
110番にとりあえず電話する!でもいいと思います。
市役所や区役所の福祉課なんかにとりあえず電話して、どこに相談したらいいか聞く、でもいいです。
とにかく
我慢しない!

形だけかもしれないけど、日本という国はそれなりにセーフティネット、助けてくれる受け皿自体はちゃんとあります。機能しているかどうかは・・・判断が難しいです。
でも存在している以上は使うべきです。
命を奪われる前に
ぜひ参考にしてください。
今回はここまでになります。
また次回をお楽しみに!ご来店ありがとうございました。

コメント