妊娠中の女性(奥様)の機嫌を損なわないコツとは?【機嫌を良くする方法ではありません】

ヒロノカフェにようこそ。中井です。

妊娠中の奥様がいらっしゃる男性に是非読んでほしい内容ですが・・・

奥様の悪阻(つわり)、酷くないですか?

そして、妊娠されてから奥様に理不尽に怒られたり不機嫌になられたりしていませんか?

このつわりは個人個人で症状も違えば、その程度も全く変わってきます。

どうしてもホルモンバランスが崩れていたり、

胎児がお腹の中にいるという幸せとともに、

「無事に生まれてきてくれるだろうか」という不安が必ず生まれます。

つわりの原因は?

hCGホルモンという胎盤の発達により作られて妊娠を継続させるホルモンの急激な分泌が、つわりの原因であると言われています。血糖値が低くなる、胃酸が普段より多く分泌される、ストレスや疲れも原因だと考えられています。

パンパース「つわりの症状と吐き気対策」より
https://www.jp.pampers.com/pregnancy/pregnancy-symptoms/article/morning-sickness

そんな状態ですから精神状態も不安定です。

なので結婚したり、恋愛している最中は優しかったり、気遣いがすごく出来ていた奥様なのに、妊娠を期にパートナーの体調が優れなくなったり、機嫌が悪くなる。

妊娠したパートナーがいらっしゃる男性が、大体経験することだと思います。

「そんな事言われても・・・」

「なんでそんなことで怒るの・・・?」

「体調悪そうで何かこっちも不安になってきた」

こういう不安や悩みが男性には出てくると思います。

赤ちゃんが出来て、喜びとともに

父親になることに不安を感じるのに。

その赤ちゃんを育んでくれている奥様が体調悪いわ、機嫌悪いわで

余計に不安になってきますよね。

まずは今日の記事を読めば、

・悪阻(つわり)がきつい女性への関わり方がわかります

・その環境でどんな家事をしたらいいかがわかります


つわりがきついパートナーとどう関わる?

ポイントは以下の通りです。

  • パートナーの「気持ち悪い」を治せる薬はない
  • その不機嫌を直す直接的な言葉や行為もない

いわゆるノロウイルスなどの感染性胃腸炎に罹った時に起こる吐き気や吐きそうといった気持ち悪さというのは、点滴や飲み薬などで軽減することが出来ます。注:安易に吐き気止めの薬を飲むのは良くありません。医師と相談しましょう

しかし、妊娠の際の「気持ち悪い」や「吐きそう」という症状は、 hCGホルモンの急激な分泌が原因です。

薬であまりコントロール出来るものでもないし、母体や胎児への影響も考えると薬でコントロールするのはあまり良いとは言えないでしょう。

さらに、このつわりの厄介なところは、味や匂いの快不快も変わってしまうということです。

私の妻の場合は、

  • ネギ、玉ねぎ、唐辛子、ニンニク

これらの味や匂いで吐き気を催すようになっていました。

凄いことに私が昼御飯にカレーを食べて、仕事を終えて夜に帰宅した時に、

「今日何を食べてきた?!」

と鼻を摘まんで顔をしかめるほどでした。

フランス料理とかでよく出るコンソメスープとかありますよね?

あの手のスープにはわずかにでもブイヨンが使われていることが多いです。

※ブイヨンについてはこちらからどうぞ。

説明文を見ると「ネギ、玉ねぎ」が入っています。

1ℓのスープに、1滴程度しか入ってない。そんなスープであっても飲むと「気持ち悪い」とは「吐き気がしてきた」というくらいでした。

どうでしょうか。

「えっ?!そんなもので?」

と思うかもしれません。しかも、これらの食べ物による気持ち悪さというのは、どういうもので気持ち悪くなるのか。その程度はどれくらいのものか、というのは個人個人で全く変わってくるのです。

お米の炊けた時、炊飯器の蓋を開けたら立ち上ってくる湯気の匂いがダメだ、という妊婦さんもおられるそうです。妊娠を経験出来ない男性にとっては全く理解出来ない感覚だと思います。

でも、妊婦になったパートナーも同じです。特に初産、一人目のお子さんの妊娠となると、女性も同様に初体験です。何が原因で吐き気を催すのかは、検討もつかないわけです。

ここまで読んでお分かりになりますでしょうか。

食べ物に関するつわりについては、何が原因で起こっているのかを、パートナーと一緒になって突き止めて、それを回避するようにする。

これです。

これを早く突き止めて、なるべくそれらの食べ物を避けるようにすれば、女性のつわりによる不快感は減少します。

また、 hCGホルモンの過剰分泌によるつわりについては、食べる事で落ち着くことも多いようです。これは先ほど書いた「苦手な食べ物」が存在するのと同様に、「凄く身体が欲している食べ物」も存在するのです。

そういう食べたい物をある程度好きに食べてもらうというのも、つわりの症状自体を軽減したり、不快感とともにストレス減少にも繋がります。

勿論一つのものを食べ過ぎると栄養バランスが崩れてしまい、母体だけでなく胎児にも影響が出ることも考えられます。極端な偏りが出るような食べ方は避けた方が無難です。

このブログで解決したいもう一つの要素について説明します。

その不機嫌を直す直接的な言葉や行為もない

先ほどから書いているように、つわりの原因になっているものを避けることで、ある程度のストレスからは解放されます。

でも、胎児というある種身体にとっては異物に慣れるまでは、何かしらの症状が必ず出ます。個人差はあるとは思いますが。

つまり、特効薬的な言葉や行動はないのです。

妊婦となったパートナーに対して、男性が出来ること。

それは、

当たり前のように、そして心から「大丈夫?」という労りの言葉を掛けつつ、パートナーが出来なくなってしまった家事などを男性が出来るだけ代わりにやる。

これに尽きます。

だからこそ家事のスキルは妊娠する前から、少しずつ高めておいた方が良いということです。結婚する時に子供が欲しいと望むのであれば。

特に味や匂いに敏感になってしまう可能性がある程度高いと思われますので、料理のスキルを高めておく事が、とても大事になってくるでしょう。

どんな風に家事をやればいいのか。

料理が苦手な男性でも、どうしたらパートナーのため、家族のために料理が出来るようになるのか。

このブログは、そういうことも書いていって、男性のお役立ちたいと思っています。そしてこのブログを男性が読んでくれて、実践することで、間接的には妊婦さんや産後のママのお役にも立てると確信しています。

これからそんな記事を充実させていきますので、次回以降も必ず読みに来てくださいね。

今回のまとめを以下にもう一度書きます。


つわりがきついパートナーへの関わり方について

  • パートナーの「気持ち悪い」を治せる薬はない
  • その不機嫌を直す直接的な言葉や行為もない

対策についてもう少し突っ込んだ書き方をすると、

  • 食べ物に関するつわりについては、何が原因で起こっているのかを、パートナーと一緒になって突き止めて、それを回避するようにする。
  • 当たり前のように、そして心から「大丈夫?」という労りの言葉を掛けつつ、パートナーが出来なくなってしまった家事などを男性が出来るだけ代わりにやる。

これらを意識して、しんどい時期でもある妊娠の初期から中期を乗り越えて、辛い中でも我が子の誕生をワクワクしながら、幸せを噛みしめて過ごしていってくださいね。

では、また次回の記事をお楽しみに!

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