とるだけ育休なんて言わせない!夫がとるべき3つの行動について解説

家事

いらっしゃいませ!
ヒロノカフェにようこそ。店長のナカイヒロトシです。

今日はこんなキーワードについてです。

「とるだけ育休」

聞いたことありますか?

先日たまたまこんなネット記事をみかけたのです。

「とるだけ育休」どう考える? 「妻だけに聞いた」は解釈に注意

この記事から考えられること、そしてとるだけ育休なんて
不名誉なことをパートナーから言わせないようにするための
考え方をご紹介していきます。

今日もコーヒーや紅茶、ジュース片手にご覧ください。

今日のメニューです

●とるだけ育休とはどういうこと?
●男性は自己評価が過大な傾向
●とるだけ育休にしないための3つのポイント


とるだけ育休とはどういうこと?

さきほどご紹介した記事にはこうありました。

育休を取得した父親の3人に1人は、1日の家事・育児時間が「2時間以下」――。母親のためのQ&Aアプリ「ママリ」を開発・運営するコネヒト(東京都)がこんなデータをまとめ、家事・育児をしない父親の育休を「とるだけ育休」と名付けました。

以前別の記事でご紹介しましたが、育休をとってない男性がそもそも94%で、育休とっているだけでもこの日本ではすごいことなんですよ。

育休とっている6%のうち、5日未満しか休みをとれてない男性は56.9%というデータが出ているんです。

このアンケートに答えた奥様たちのご主人がどれだけ育休をとっているかわかりませんが、5日未満しかとっていない男性が半数強なわけなので、アンケートに答えた奥様たちのご主人もだいたい半分くらいは5日未満しか育休をとっていないと考えることができるかと。

その中で、家事や育児にあてている時間が1日2時間だとしたら・・・

「とるだけ」育休

とか言われるわ!!!

そもそもなんで育休をとるのか。例え5日未満だったとして。

産後のママは身動きとれないからだっ!!

これをわかっていない男性が多すぎるのがそもそもの原因なんだと思う。

身動きとれないというか、
「身動きとらせたらダメ」
ですからね。

これもいずれ書こうと思っていますが、産後の女性の身体の変化、精神的な変化というのは男性が思っている以上にすさまじいものがあるんですよ。
(注:わたし、これでも一応ですが産後ヨガのインストラクター資格を持っているんです)

生まれたばかりのあかちゃんにお乳をあげる役目は頑張ってもらわないといけない。
(だってこれは変われないもんね、男性・・・)

それ以外の家事や育児については男性がやってあげて、身動きがとれないママの負担を減らす。

ところが、まとまった休みがとれたと思った男性の心理として、

「よっしゃ、ちょっとくらい遊びにいっても大丈夫やろう」

ということになるんでしょうねぇ。

だから、1日2時間しか家事や育児をしない

そりゃこれなら

育休とらんと働けや

と世の中の女性に言われますわ!!

これが、「とるだけ育休」と呼ばれる実情ということです。


男性は自己評価が過大な傾向

別のネット記事ではこんなことが書いてあって、今回のとるだけ育休にめっちゃ関係しているとわたしは感じました。

『共働き家庭の30代男性の約6割が「周囲より家事を分担している」と自負 しかし実際には……』

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200320-00000034-zdn_mkt-bus_all
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

これ、どう思います?

世の中の結婚していて、共働きで仕事している男性のうち、なんと6割が

「おれ、そこらの男より家事ちゃんとやってるで!」

と思っている、ということなんですよ。

わたし、これ読んで苦笑いしかできなかった。

これも以前わたしが記事にしていますので、こちらを読んでみてください。

夫の1日の平均家事時間は、第4回、第5回とも、平日は31分、休日は約60分(1時間)と変化がみられなかったが、第6回調査では平日は37分、休日は66分と微増した

これですよ。
で、女性の家事負担は男性の7倍、はいいすぎだとしても、少なくとも2倍とか、3倍くらい時間にして差があるわけです。
(総務省が出したデータには専業主婦のデータも入っているので、純粋な共働き世帯のデータでない)

こんなデータが出てるのに、一方では

「おれは家事をちゃんと分担してるで!」

という男性が6割もいるんですよ。

おかしない?!

いやいや、だってちゃんと分担ができていて、世の中の共働きの女性たちが

「うちの旦那は家事ちゃんとしてくれてていいんよ~

て言ってくれるくらいの家事を世の男性がちゃんとやっているなら、こんなデータにはならんはずです。

夫の1日の平均家事時間は、第4回、第5回とも、平日は31分、休日は約60分(1時間)と変化がみられなかったが、第6回調査では平日は37分、休日は66分と微増した

だいじなデータなのでもう1回出しました(笑)

平日30分はもうギリギリ、ギリギリですよ?ギリギリ譲ったとしても、

休日の1時間

これはないでしょう。

そりゃ育休とれて、仕事を休めたとしても、ママや子どものために家事をするにしても、せいぜい1~2時間しか時間使いませんよね、パパは。

となると、やはりデータとして「育休中の男性の家事は2時間以下」というのは、総務省が出しているデータから大きく外れてはいないアンケート結果ということになりますねぇ。


とるだけ育休にしないための3つのポイント

これ、さっそく紹介していきます。

3つのポイントはこれ!

  • 産婦人科の病院やクリニックでやっているパパママ教室に参加する
  • 産前のうちに一通りの家事を経験する
  • 産後ママが動けるようになった時期に、ママ→女性に戻す時間を作ってあげる

産婦人科の病院やクリニックでやっているパパママ教室に参加する

産前のうちに一通りの家事を経験する
産後ママが動けるようになった時期に、ママ→女性に戻す時間を作ってあげる

生まれてきた赤ちゃんの沐浴(お風呂)の入れ方や注意点が学べます。
オムツの着け方とかお尻の拭き方を人形で練習できたりします。

こういうのを事前に受けておくことで、産後の育児に参加する心積もりをしておくべし!

産前のうちに一通りの家事を経験する

これは次回の記事でも書こうと思いますが、

自分たちの家庭の家事のボリュームを知る

各家事で気を付けるべき項目を事前に奥さんから確認して共有する。

これですね。

何をしていいかわからない。

だからこそ自分の知っていることしかしない。

そんなもんじゃないでしょうか?
仕事でもそうでしょ?
知っていることしか人間はふつうやりません。
知らないことはやらないんですよ。

だから、子どもが生まれる前に、自分が経験したことがない家事を、奥さんと一緒に共同でやってみる。
で、お互いのこだわりポイントとか、注意点とか、手順とか、色々共有しておくと、産後ママが休憩している時でも
効率よく家事ができるようになってきますよ。

産後ママが動けるようになった時期に、ママ→女性に戻す時間を作ってあげる

実はこれが一番大事です。
奥さんは、子どもが生まれた瞬間、もしくは妊娠した瞬間から

ママ

になっているんです。これが男性とは決定的に違うことです。
だって自分の身体はなんも変化しないし、痛みを伴うこともない。

女性はその逆。
そしてわが子を目の前にすると、もうひたすらにママの役割を果たそうとするし、果たさないと赤ちゃんは生きていけません。

そうなると、ママとなった奥さんのプレッシャーは、旦那さんである男性の比ではない、というのはわかりますね?
これがここまで読んでわからない男性は、もう一度最初から読んでください(苦笑)
わからないうちは、多分ママである奥さんからも、自分の子どもからも心から愛されることは当分ないでしょう。

ママとして毎日しんどいなか頑張っている自分の奥さん。
そんな奥さんを、

1日でもいい

1時間でもいい

せめて半日でいい

ママ→一人の女性に戻ってもらって、プレッシャーから解放してあげましょう。
つまり、ママに外出をしてもらったり、部屋で一人ゆっくり過ごす時間を作ってあげる。
その間はパパである男性が、家事や育児を一人で頑張る。

これをやるだけで、育児の時間は数時間になれます。そこに家事までやってあげられれば、1日かなりの時間を家事や育児などへの貢献のために使えるわけです。

こうすると、奥さんからの愛情もかなり変わるし、子どもも長い目でみるとパパになつきやすくなります。
これは間違いない。なぜならわたしが実践して結果が出ているから。

今回はここまでになります。

また次回をお楽しみに!またご来店くださいね!

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